今の働き方にモヤモヤする人にオススメの一冊

憧れの会社に入社後、やりがいを感じながら働けていたのに、3年も経つとマンネリ化。だんだんつまらなくなり「これが自分のやりたいことだっけ？」と考えたことはありませんか？

3年も経つと職場に飽きてしまったり、自分の働く場所はココではないと感じるのは、理由があると知りました。その理由を見つけるきっかけになった本『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を今回ご紹介していきます。

フリーランスで働くには、安定した収入を得ることが大切。自分のやりたいことを明確にすることで、迷いが減り長く働きやすくなります。

就職活動の際にはどんな会社にも「自分は〇〇をしていきたいから、こちらの会社を選びました」とハッキリ言葉にすることができます。

こんな方に手に取ってもらいたい本です

今回ご紹介する本はコチラ

今の仕事がしっくりきてなかったり、転職を考えたり、自由度が高いフリーランスという働き方を選択したいということは「自分にはもっと他に何かあるはず」と感じているからだと思うんです。ただ、言葉にはできない。感じはているけど、ずっと頭でモヤモヤしている……。

この本は「自分の中にあるモヤモヤ探し」をサポートしてくれています。

この本で見つけられること

この本では「好き」「得意」「価値観」それぞれの自己理解を深めることで「本当にやりたいこと」を見つける構成になっています。「好き」や「得意」なことを洗い出すのは比較的簡単ですが「価値観」を探っていくのは少し難しいもの。この本では、言語化しやすい言葉の表が入っています。これがスゴイな！と思いました。本のタイトルの通り”やさしい”本と感じた部分です。

この本で衝撃を受けたこと

私は今年フリーランスのデザイナーとして8年目を迎えます。

「職業」を働く最終目的=「自分のやりたいこと」だと信じてきた私にとって、この本に書かれていた以下の言葉がかなり衝撃でした。

「職業は手段でしかない」

この本で伝えているのは、職業はやりたいことをするための手段 でしかない。ということでした。
どんな仕事をしたら幸せなのか？ではなく、自分がどうなっていることが幸せなのか？を探すことが大事だったようです。

この本で得た私の価値観

私はこんな価値観を持っていると気づきがありました。
「成長欲と知識欲が満たされること」これが足りないとストレスになるようです。

仕事内容がマンネリ化する・同じ作業が続くことに未来が見えなくなる……苦しくなり転職を繰り返し自分の働き場所を探し、最後はフリーランスしかないと独立。この行動にも納得。

テーブルコーディネートやポーセラーツなど、ものづくりに走った理由が理解できました。
趣味にダンスを10年続けているのも頷けました。

価値観によって行動が変わるので、自分の価値観がどんなものなのかを知ると、モヤモヤも軽減されます。

この本で得た働き方

「職業がゴール」と考えていた時は、デザイン業を辞めて、ものづくりに完全移行しようとしていました。デザイン業を20年。新しく成長欲と知識欲がたっぷり満たされる「ものづくり」に魅力を感じたんですね。でも、この本を読んでから「デザイン業をやめる必要はない」と考え直すようになりました。

「成長欲」と「知識欲」を満たす方法はいくらでもある！と視野が広がり、今までは企業さま案件のみ対応だったところ、個人さま向けのサービスをはじめました。

まとめ

働き方を見直すきっかけになった本『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』をご紹介しました。

ブランディング・マーケティング本は、お仕事ベースで書かれているものがほとんど。また、ブランディング本には本質を探るため自分探しについても書かれていますが、丸々一冊ではありません。

この本は、自己理解を深める本。自分自身の内側を丸っと探る方法だけが書かれている濃い一冊でした。

「好き」「得意」「価値観」で考え方や行動が変わります。やりたいことじゃないと長く続けるのはしんどいもの。フリーランスになる前、転職する前に読んでいたらもう少し違う行動を取っていたかもしれません。

最近は、独立する人・副業する人が増えています。自由に働き方が選べる時代です、ぜひ本当に自分のやりたいことでチャレンジしてみてはいかがでしょうか？そんなチャレンジする人の味方になる本だと思います。
リンクを貼っておきます。気になる方は是非読んで見てください。